小さくても暮らしやすい家のつくり方
2026.9.19 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
家の価格を大きく左右するもの。
そのひとつが、
「家の大きさ」です。
当然ですが、
家が大きくなれば、
その分、建築費も高くなります。
だから、
住宅性能や暮らしやすさを
できるだけ落とさずに予算を抑えるなら、
家を必要以上に大きくしないことが大切です。
とはいえ、
ただ小さくすればいい。
という話ではありません。
必要な場所まで削ってしまえば、
暮らしにくい家に
なってしまいますからね。
大切なのは、
「必要なものを削る」のではなく、
「使わない面積をつくらない」こと。
今回は、
そんな視点から
家の大きさを考えてみたいと思います。
✔ 廊下って、どこまで必要?
まず考えてみたいのが、
「廊下」です。
家づくりを始める時から、
「絶対に広い廊下が欲しい!」
という方は、
それほど多くないと思います。
でも、
間取りをつくっていくと、
いつの間にか増えてしまうのが廊下です。
特に2階建ての場合、
階段から、
寝室。
子ども部屋。
トイレ。
収納。
それぞれへ移動するための
通路が必要になります。
もちろん、
廊下にも建築費はかかります。
だからこそ、
動線を工夫して
廊下を少なくすることができれば、
暮らしやすさを保ちながら、
家をコンパクトにできる可能性があります。
✔ その和室、本当に使いますか?
次に考えてみたいのが、
「和室」です。
「親が泊まりに来た時のために」
「来客があった時のために」
「なんとなく一部屋あった方が安心だから」
そんな理由で、
和室を考える方も多いと思います。
もちろん、
普段から使うのであれば、
つくる意味はあります。
でも、
年に数回しか使わないのであれば、
本当に一部屋増やす必要があるのか?
一度考えてみてもいいかもしれません。
例えば、
普段あまり使っていない子ども部屋を
来客時に使う。
リビングの一角に
くつろげるスペースをつくる。
ひとつの部屋に
複数の役割を持たせる。
そんな方法もあります。
「来客用だから和室」
と決めるのではなく、
自分たちの暮らし方に
本当に必要なのか。
そこから考えてみてください。
✔ 寝室は何帖必要?
住宅展示場などを見ると、
広々とした寝室に
憧れることもありますよね。
大きなベッドがあって、
テレビがあって、
ソファまで置いてある。
確かに素敵です。
でも、
実際の暮らしを想像してみると、
家族で過ごす時間の多くは
リビングになるかもしれません。
寝室では、
基本的に寝るだけ。
というご家庭なら、
必要以上に広くする必要はないですよね。
何帖欲しいかではなく、
ベッドをどう置くのか。
収納はどこにつくるのか。
寝室で何をするのか。
使い方から必要な広さを考える。
それだけでも、
無駄な面積を減らしやすくなります。
✔ 子ども部屋も「今」だけで考えない
子ども部屋も同じです。
「子ども部屋は6帖」
というイメージを
持っている方も多いと思います。
でも、
子どもがその部屋を使う期間は、
家の寿命から考えれば限られています。
進学や就職などで、
いずれ家を離れる可能性もあります。
だからこそ、
子ども部屋は、
子どもが使っている時だけではなく、
その後どう使うかまで考えておく。
収納にする。
趣味部屋にする。
書斎にする。
室内干しスペースにする。
将来の使い方まで考えれば、
必要な広さも
変わってくるかもしれません。
✔ 小さくするのではなく、無駄をなくす
廊下。
和室。
寝室。
子ども部屋。
ひとつひとつを見ると、
ほんの少しの違いです。
でも、
こうした「なんとなく必要」を
ひとつずつ見直していくことで、
家全体では
大きな面積の差になることがあります。
家がコンパクトになれば、
建築費を抑えやすくなる。
必要な土地も
小さくできる可能性がある。
外構工事の範囲も
抑えられるかもしれない。
そして建てた後も、
冷暖房やメンテナンスなどの
負担を抑えやすくなります。
つまり、
「使わない面積をつくらない」ことは、
建てる時だけの節約ではない
ということです。
✔ 家より、暮らしを豊かに
せっかく注文住宅を建てるなら、
あれも欲しい。
これも欲しい。
そう思うのは当然です。
でも、
家づくりの目的は、
大きな家を建てることではありません。
その家で、
家族が心地よく暮らしていくことです。
必要なところには、
しっかりお金をかける。
でも、
なんとなくつくっていた場所は
一度見直してみる。
そうすることで、
家づくりの予算を抑えながら、
建てた後の暮らしにも
ゆとりを残しやすくなります。
「何坪の家が欲しいか」ではなく、
「自分たちには、どれくらいの家が必要なのか」
そんな視点から、
家の大きさを考えてみてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに^^

