その家、本当に安くなっていますか?
2026.10.24 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
例えば、
1個400円の商品を
2個買いに行ったとします。
するとお店で、
「3個で1,000円!」
という特売を見つけました。
1個あたりの価格は安くなるので、
なんとなく
お得に感じますよね。
でも、
本当に必要なのが2個だけなら、
800円で済むはずの買い物に
1,000円使うことになります。
つまり、
単価は安くなっても、
支払う金額は増えている
ということです。
実は、
家づくりでも
これと似たことが起こります。
それが、
「坪単価」の考え方です。
✔ 坪単価が安い家ほど、お得?
家づくりをしていると、
「坪単価はいくらですか?」
という言葉を
よく耳にすると思います。
坪単価とは、
一般的には、
建物の価格を面積で割ったものです。
ただし、
何の費用を含めるか、
どの面積を使って計算するかは、
住宅会社によって異なる場合があります。
そのため、
坪単価だけで
家の価格を比較することには注意が必要です。
そして、
もうひとつ知っておいてほしいのが、
家が大きくなると、
坪単価が下がる場合がある
ということです。
✔ 坪単価が安くても、総額は高くなる
例えば、
次の2つの家を考えてみてください。
※分かりやすくするための仮の金額です。
【25坪の家】
坪単価:100万円
建物価格:2,500万円
【30坪の家】
坪単価:95万円
建物価格:2,850万円
いかがでしょうか?
30坪の家の方が、
坪単価は5万円安くなっています。
でも、
建物価格の総額は、
350万円も高くなっているんです。
もし、
自分たちに必要な広さが
25坪だったとしたら、
坪単価が安いからという理由だけで、
わざわざ30坪にする必要はありませんよね。
大切なのは、
坪単価ではなく、
「必要な家を、総額いくらで建てられるか」
ということです。
✔ 家が大きくなると、ほかの費用も変わる
そして、
家を大きくすると、
影響するのは建築費だけではありません。
例えば、
冷暖房にかかる光熱費。
外壁や屋根のメンテナンス。
建物の固定資産税。
こうした費用にも
影響する場合があります。
もちろん、
住宅性能や設備、
建物の形によっても変わります。
ただ、
必要以上に家を大きくすれば、
建てる時だけでなく、
建てた後の費用まで
増える可能性があるということです。
✔ 土地も「広い方がお得」とは限りません
これは、
土地探しでも同じです。
例えば、
50坪あれば十分なのに、
「広い方が何かと便利そうだから」
という理由で、
60坪の土地を購入したとします。
仮に土地の坪単価が
20万円だった場合、
10坪の違いで、
土地代は200万円変わります。
さらに、
土地が広くなれば、
外構工事の範囲も
増える可能性があります。
駐車場。
アプローチ。
フェンス。
庭。
こうした工事にも、
費用がかかります。
そして、
土地にかかる固定資産税などにも
影響する場合があります。
だからこそ、
土地も家と同じように、
「どれだけ広いか」ではなく、
「どれだけ必要か」
という視点で考えることが大切です。
✔ 数百万円の違いを、軽く考えない
家づくりでは、
数千万円という金額を
扱うことになります。
すると、
普段なら大きな金額に感じる
100万円や200万円も、
なんとなく小さく感じてしまうことがあります。
「せっかくだから、もう少し広く」
「あと100万円で希望が叶うなら」
そんな気持ちになることもありますよね。
もちろん、
本当に必要なものなら、
予算をかける意味はあります。
でも、
その追加費用を
住宅ローンでまかなうのであれば、
借入額だけでなく、
金利に応じた利息も考える必要があります。
そして、
家に使うお金が増えれば、
その分、
家族旅行。
教育費。
趣味。
将来への貯蓄。
こうしたことに使えるお金が
少なくなる可能性もあります。
✔ 家づくりは「単価」より「総額」
坪単価が安い。
土地が広い。
設備がお得に追加できる。
こうした言葉は、
確かに魅力的です。
でも、
その前に一度、
考えてみてください。
「それは、本当に自分たちに必要なもの?」
ということを。
家は、
広ければ広いほど
暮らしやすいわけではありません。
土地も、
大きければ大きいほど
いいわけではありません。
大切なのは、
自分たちに必要な広さと、
無理のない予算のバランスです。
坪単価だけで判断するのではなく、
建物の総額。
土地の費用。
外構費用。
そして、
建てた後にかかるお金まで。
家づくり全体を見ながら、
自分たちにとって
本当にお得な選択をしていただければと思います。
それでは、次回もお楽しみに^^

