家を建てる前に考えたい、老後のお金
2026.11.4 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
「老後のことを考えると、
やっぱり持ち家があった方が安心」
そんな話を聞いたことはありませんか?
確かに、
住宅ローンを完済すれば、
毎月の返済負担はなくなります。
一方で賃貸の場合は、
住み続ける限り家賃が必要です。
でも、
持ち家があれば、必ず老後も安心。
というわけではありません。
大切なのは、
家を持つかどうかだけではなく、
将来まで無理なく住み続けられるか。
ということです。
今回は、
老後の暮らしまで考えた
家づくりの予算についてお話しします。
✔ 持ち家にも、住み続けるためのお金が必要
賃貸住宅では、
毎月の家賃がかかります。
一方、
持ち家の場合は、
住宅ローンを完済すれば、
毎月のローン返済はなくなります
ただし、
住居費がゼロになるわけではありません。
例えば、
固定資産税。
外壁や屋根のメンテナンス。
給湯器などの設備交換。
将来のリフォーム費用。
こうした費用は、
住み続ける限り考えておく必要があります。
つまり、
持ち家と賃貸のどちらがお得かは、
住む期間や家賃、
購入費用、維持費などによって変わります。
単純に比較できるものではないんです。
✔ 住宅ローンは何歳までに返す?
そこで考えておきたいのが、
住宅ローンの完済年齢です。
例えば、
35歳で35年ローンを組んだ場合、
完済予定は70歳。
40歳で35年ローンを組めば、
完済予定は75歳になります。
もちろん、
70歳や75歳まで
返済が続くこと自体が、
必ずしも問題というわけではありません。
退職後も収入がある方。
十分な貯蓄がある方。
繰り上げ返済を予定している方。
それぞれの事情によって、
無理のない返済計画は異なります。
ただ、
定年退職などで収入が減った後も、
住宅ローンの返済が続く場合は、
生活費とのバランスを
慎重に考える必要があります。
✔ 「借りられる金額」で予算を決めない
家づくりでは、
住宅ローンの審査によって、
思っていた以上の金額を
借りられることもあります。
でも、
「借りられる金額」と
「無理なく返せる金額」は違います。
住宅ローンの返済以外にも、
毎日の生活費。
子どもの教育費。
車の維持費。
家族旅行。
将来への貯蓄。
いろいろなお金が必要ですよね。
だからこそ、
家づくりの予算は、
今の収入だけでなく、
将来の働き方や
老後の暮らしまで考えて決めることが大切です。
✔ 予算を抑えるなら、家だけを削らない
では、
資金計画をしてみた結果、
希望していた予算を
見直す必要が出てきたら、
どうすればいいのでしょうか?
多くの方が最初に考えるのは、
建物の費用を抑えることだと思います。
でも、
家だけで予算を削ろうとすると、
必要な設備を諦めたり、
暮らしに必要なスペースまで
減らしてしまったりすることもあります。
それでは、
せっかく建てた家が
暮らしにくくなってしまうかもしれません。
そこで大切なのが、
土地・建物・外構の3つを
バランスよく見直すこと。
なんです。
✔ 土地・建物・外構で考える
例えば、
家づくり全体で
800万円の予算を見直す必要があるとします。
※以下は考え方を説明するための仮の例です。
土地の予算を350万円見直す。
建物の予算を350万円見直す。
外構の予算を100万円見直す。
これで、
合計800万円の削減になります。
もちろん、
実際にこの金額を削減できるかは、
土地や建物の条件によって変わります。
でも、
家だけで800万円削ろうとするよりも、
全体を見直した方が、
選択肢が広がる場合があります。
例えば土地なら、
広さや形、方角などの条件を見直す。
建物なら、
必要以上に広い部屋や
使わないスペースを減らす。
外構なら、
必要な工事を優先して、
施工範囲や仕様を整理する。
こうした工夫を組み合わせることで、
暮らしやすさを大切にしながら、
予算を調整できる可能性があります。
✔ 家づくりは、建てた後の暮らしが大切
家を建てることは、
人生の大きな目標のひとつかもしれません。
でも、
家づくりの本当の目的は、
家を建てることではなく、
その家で家族が幸せに暮らすこと。
だと思います。
家を建てたことで、
毎月の生活が苦しくなったり、
好きなことを我慢し続けたり、
将来のお金に不安を抱えたり。
そんな暮らしになってしまっては、
少しもったいないですよね。
だからこそ、
今の希望だけでなく、
10年後。
20年後。
そして老後まで。
長い目で考えながら、
無理のない予算で
家づくりを進めていただければと思います。
次回は、
家づくりの予算を抑えるために知っておきたい、
「土地の選び方」
についてお話しします。
それでは、次回もお楽しみに^^

