「平屋は高い」は思い込み。
2026.8.8 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
「平屋って、2階建てより高いんですよね?」
平屋をご提案すると、
多くの方からこんな質問をいただきます。
たしかに、
まったく同じ広さで比べれば、
平屋の方が高くなることはあります。
屋根や基礎の面積が、
2階建てより大きくなりやすいからです。
でも実は、
平屋と2階建てを
“同じ坪数”で比べること自体が、
あまり正しい比較ではないんです。
なぜなら平屋は、
2階建てに必要なスペースを、
いくつも減らせるからです。
✔ 平屋には階段がいらない
まず大きいのが、
階段です。
2階建てでは、
階段部分が1階と2階の両方に必要になります。
つまり、
実際に暮らす部屋ではない場所にも、
床面積と建築費がかかっているということです。
平屋なら、
この階段が必要ありません。
その分、
家全体をコンパクトにできます。
✔ 2階の廊下も減らせる
2階建ての場合、
寝室。
子ども部屋。
収納。
トイレ。
こうした場所をつなぐために、
どうしても廊下が必要になります。
でも平屋なら、
部屋の配置を工夫することで、
廊下をかなり少なくできます。
階段と廊下を合わせると、
数坪分の面積が、
移動するためだけに使われているケースもあります。
その部分を減らせれば、
坪単価が少し高くても、
家全体の価格差は小さくなるんです。
✔ 同じ暮らしなら、同じ広さは必要ない
例えば、
30坪の2階建てと、
30坪の平屋。
この2つを比べると、
平屋の方が高く見えるかもしれません。
でも、
2階建てに必要な階段や廊下を省けば、
同じ部屋数や収納量でも、
平屋はもっと小さくできます。
つまり、
30坪の2階建てと比べるべきなのは、
30坪の平屋ではありません。
同じ暮らしができる、
少しコンパクトな平屋なんです。
ここを同じ坪数で比べてしまうと、
「やっぱり平屋は高い」
という結論になってしまいます。
✔ 使わない部屋も減らしやすい
平屋は、
すべての部屋が1階にあります。
そのため、
子ども部屋も普段から使いやすくなります。
例えば、
「親が泊まりに来た時のために」
と和室をつくろうとしている場合でも、
お子さんが小さいうちは、
まだ使っていない子ども部屋を使ってもらうこともできます。
そう考えると、
来客用としてしか使わない和室を、
無理につくらなくてもいいかもしれません。
余分な部屋を減らせれば、
さらに面積も、
建築費も抑えられます。
✔ 見るべきなのは坪単価より総額
家づくりでは、
「坪単価はいくらですか?」
という質問をよくいただきます。
もちろん、
ひとつの目安にはなります。
でも本当に大切なのは、
坪単価が安いかどうかではなく、
自分たちに必要な暮らしを、
いくらで実現できるのか。
ということです。
坪単価が安くても、
家が大きければ総額は高くなります。
反対に、
坪単価が少し高くても、
ムダな面積を減らせれば、
総額を抑えられることもあります。
✔ 「平屋は高い」で諦めない
もちろん、
平屋なら必ず安くなる。
というわけではありません。
土地の条件や、
希望する間取りによっても変わります。
ただ、
「平屋は高そうだから」
というイメージだけで、
最初から諦めてしまうのは、
少しもったいないと思います。
階段や廊下。
余分な部屋。
必要以上の広さ。
こうした部分を見直せば、
2階建てと大きく変わらない価格で、
平屋を建てられるケースもあります。
大切なのは、
家の大きさにこだわることではなく、
自分たちに必要な広さを考えること。
ぜひ、
同じ坪数ではなく、
“同じ暮らしができる家”
として比べてみてくださいね。
次回は、
「平屋には広い土地が必要」
という、
もうひとつのイメージについてお話しします。
実は、
平屋だからといって、
必ずしも広い土地が必要なわけではありません。
それでは、次回もお楽しみに^^

