開放感は、お金をかけなくてもつくれます。
2026.6.27 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
「せっかく建てるなら、
天井は高くしたい。」
そんなご要望をいただくことがあります。
たしかに、
天井が高いと開放感がありそうですよね。
でも実は、
天井を高くするだけで、
期待していたほど開放感が生まれるとは限りません。
大切なのは、
“高さ”ではなく、
“見え方”なんです。
✔ 開放感は「抜け感」で決まる
例えば、
天井だけを高くした場合。
ドアや窓の高さがそのままだと、
天井との間に壁ができます。
この壁があるだけで、
視線が途中で止まり、
意外と広がりを感じにくくなるんです。
逆に、
ドアや大きな窓の高さを
天井ラインに合わせると、
余計な線がなくなり、
空間全体がスッとつながります。
これだけでも、
室内はかなりスッキリ見えるようになります。
さらに、
光が天井まで広がるので、
部屋全体も明るく感じられます。
実は、
こういう細かな設計の積み重ねが、
開放感をつくっているんです。
✔ カーテンが閉まっていたら意味がない
もうひとつ大切なのが、
窓の使い方です。
どれだけ大きな窓があっても、
いつもカーテンを閉めていたら、
外とのつながりは感じられません。
光も入りにくくなります。
せっかくの窓が、
本来の役割を果たせなくなってしまうんです。
だからこそ、
私たちが大切にしているのは、
「カーテンを閉めなくても暮らせる窓」
を設計すること。
視線を気にせず過ごせる場所に窓をつくれば、
自然光が一日中入り、
空も眺められる。
外とのつながりが生まれ、
実際の広さ以上に開放的に感じられるんです。
✔ 開放感は、お金をかけるほど生まれるわけじゃない
「もっと広くしたい。」
「もっと天井を高くしたい。」
そう考える方も多いですが、
実はその前に、
設計でできる工夫がたくさんあります。
例えば、
LDKを2帖広げれば、
建築費は数十万円変わることもあります。
4帖広げれば、
100万円以上変わるケースもあります。
でも、
ドアや窓の高さを工夫したり、
光の入り方を考えたり、
カーテンがいらない設計にしたり。
こうした工夫なら、
必要以上にコストをかけなくても、
気持ちのいい開放感をつくることができます。
✔ 本当に目指したいのは”暮らしやすい開放感”
開放感は、
「広い」
「高い」
だけでは生まれません。
視線が抜けること。
自然光がたっぷり入ること。
そして、
スッキリとした空間を保ちやすいこと。
そのすべてが重なって、
心地いいLDKになります。
だからこそ、
お金をかけて広くする前に、
設計でできる工夫がないか。
ぜひ一度考えてみてください。
その方が、
コストも抑えられて、
毎日の暮らしも、
もっと心地よくなるはずです。
それでは、次回もお楽しみに^^

