『広い家』より、『片付く家』
2026.6.3 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
家づくりを考え始めると、
「LDKはできるだけ広くしたい」
そう思う方は多いと思います。
開放感があって、
家族みんなでゆったり過ごせて、
光がたっぷり入る空間。
たしかに憧れますよね。
実は私自身も、
家を建てる時はそう考えていました。
できるだけ広く。
できるだけ開放的に。
そんな思いでLDKをつくりました。
でも、
実際に長く暮らしてみて感じたことがあります。
それは、
「LDKにも、ちょうどいい広さがある」
ということです。
✔ 広いリビングほど、散らかる?
我が家のLDKは、
比較的ゆったりしています。
でも正直に言うと…
いつもスッキリしているかと言われれば、
そんなことはありません(笑)
片付けても、
気づいたらまた元通り。
そんなことの繰り返しです。
なぜかというと、
広くしたことで生まれた“余白”に、
モノが集まるから。
子どもの学校の荷物。
習い事のバッグ。
制服やパジャマ。
読みかけの本。
気づけば、
ダイニングとリビングの間に集まっています。
もちろん、
「自分の部屋に持って行ってね」
と言えば済む話かもしれません。
でも実際は、
明日また使うし。
あとで片付けるし。
そうなりますよね。
そして、
その“あとで”は、
なかなか来ません(笑)
✔ 広いほど、モノを置ける場所も増える
実はこれ、
すごくシンプルな話なんです。
床が広くなると、
モノを置ける場所も増えます。
すると自然と、
「とりあえずここに置こう」
が増える。
結果、
生活感も増える。
だから、
広いLDK=片付く
とは限らないんです。
むしろ逆で、
広くなった余白が、
散らかる原因になることもあります。
✔ 散らかると、掃除も大変
さらに、
モノが増えると、
掃除もしにくくなります。
床に荷物があると、
掃除機もかけにくい。
ホコリもたまりやすい。
気づけば、
「あとで掃除しよう」
が積み重なっていく。
そして、
いつの間にか生活感たっぷりの空間に…。
これ、
意外とよくある話なんです。
✔ 広げた分だけ、お金もかかる
そして忘れてはいけないのが、
コストです。
例えば、
LDKを2帖広げる。
それだけで、
数十万円単位で家の価格が変わることもあります。
4帖広げれば、
さらに大きな差になります。
つまり、
お金をかけて広くした結果、
モノが増えて、
掃除が大変になって、
散らかりやすくなる。
そんな可能性もあるということです。
✔ スッキリ暮らしたいなら
ではどうすればいいのか?
その答えのひとつが、
“モノの置き場所を近くにつくる”
という考え方です。
例えば、
子ども部屋を1階につくる。
そうすると、
学校の荷物も、
習い事のバッグも、
自分の部屋へ持って行きやすくなります。
結果として、
リビングにモノが溜まりにくくなる。
つまり、
LDKを広げるより、
モノが片付く仕組みを考える。
その方が、
ずっと暮らしやすいんですよね。
✔ 本当に必要な広さを考える
例えば、
4人掛けのダイニングテーブル。
3人掛けのソファー。
家族4人で暮らす。
そんなご家庭なら、
LDKは16帖前後でも、
十分ゆったり暮らせるケースがたくさんあります。
もちろん、
広い方が気持ちはいいです。
でも、
その広さに、
本当にお金をかけるべきなのか。
一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
家づくりで大切なのは、
「どれだけ広いか」
ではなく、
「どれだけ暮らしやすいか」
です。
だからこそ、
広さだけを追い求めるのではなく、
その先の暮らしまで想像しながら、
間取りを考えてみてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに^^

