1階に必要な、意外な『 アレ 』
2024.10.31 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
共働きが当たり前となった現在、
仕事・家事・育児をバランスよくこなさないといけない
超絶忙しい奥さんが、
キッチン周りを常に綺麗に保つことは
かなり不可能に近いと思います。
なので、弊社では前回お伝えさせていただいたように、
少々横着をしても生活感満載のキッチンにならないような
間取りや仕上げの工夫をしているのですが、
リビングダイニングキッチンを
いつもオシャレな感じで保つためには
もう1つ間取りの工夫が必要となります。
この工夫も前回同様
弊社のお家の大きな特徴であり、
この工夫がもたらす恩恵は
長い目で見ても大きなものであると考えているので、
今回も最後までお付き合いいただければと思います。
その工夫とはズバリ
「部屋を1階にもつくる」ということなのですが、
では、なぜ部屋を1階につくればそれだけで
生活感が出にくくなるのでしょうか?
✔️小さな子どもたちは親の近くに居たい
家を建てるタイミングで最も多いのは
子どもたちが未就学の時だと思いますが、
これを前提として間取りを考えた時、
部屋を2階にだけつくってしまうと
建ててから10年前後もの長い間、
子ども部屋はほとんどその役目を
果たさない時期を過ごすことになります。
子どもたちが自分だけで寝ることもなければ、
子どもたちが親から離れた場所で
勝手に遊ぶこともほぼないからです。
では、どこで遊ぶのか?
もちろんリビングですよね。
お母さんはキッチンを中心に家事をしているし、
お父さんはリビングで過ごしているからです。
となると、子どもたちがいつも使うおもちゃや絵本などは、
必然的にリビングに置かざるを得ませんよね。
いちいち、それを取りに2階に上がるのも
それを片付けに2階に上がるのもかなり面倒くさいことですからね。
結果、リビングダイニングは子どもたちのものが
常に散乱した状態になりやすくなってしまいます。
また、それらを片付けておくための収納家具が必要となり、
リビングが窮屈になってしまいます。
他方、部屋を1階にもつくっておけば、
1階の部屋におもちゃや絵本を自分で片付けてもらいやすくなります。
結果、リビングが散らかりにくくなり、
またリビングに邪魔な収納家具を置く必要もなくなります。
長期的な目線で考えてみても、
子どもたちが家を出て行った後なんかは
部屋が下にあれば別の用途で使いやすいし、
老後を迎え2階に上がるのが億劫になった時、
単純に下に移動すればいいだけで
無駄な増築をする必要もないので、
そこまで考えていただいた方がいいかと思っています。
というわけなので、
「子ども部屋は2階につくるのが普通だ」という固定概念が、
強く頭の中にあるとは思いますが、
せっかくこだわってつくったリビングダイニングキッチンを
オシャレな状態で維持していただくために
今回の記事もぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、次回もお楽しみに^^