銀行にすすめられたその住宅ローン、本当に大丈夫?
2026.3.4 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
銀行のパンフレットに書いてある
「10年固定」という言葉。
これを見て、
「固定金利の商品なんだ」
と思ってしまう方は
とても多いのではないでしょうか。
また、
銀行の窓口に行くと、
すすめられる住宅ローンの多くは、
・3年固定
・5年固定
・10年固定
といった
当初期間固定型のローンです。
でも実はこれ、
「固定金利」ではありません。
変動型の一種です。
■ 当初期間固定は、ずっと固定ではない
名前に「固定」と入っていますが、
固定されるのは
最初の数年間だけです。
期間が終わると、
・同じ商品を継続する
・変動金利に変更する
といった選択が必要になります。
つまり、
その時点で
金利が再設定されるため、
返済額が変わる可能性が高いのです。
■ 銀行がすすめる=安全、ではありません
銀行がすすめてくれたから
安心。
そう思ってしまいがちですが、
必ずしもそうではありません。
住宅ローンは、
将来の金利変動リスクを
理解したうえで
選ぶことがとても大切です。
■ 当初期間固定の大きな特徴
特に理解しておきたいのが、
「返済額アップに上限がない」
という点です。
一般的な変動金利には、
・5年ルール
・125%ルール
といった仕組みがあります。
しかし、
当初期間固定には
この制限がありません。
そのため、
返済額が大きく上がる可能性もあります。
■ 返済額が急に増える可能性もある
例えば、
固定期間中の返済額が
80,000円だった場合。
見直し後に40%上がれば、
80,000円 → 112,000円
となります。
一気に増える可能性があるのです。
■ 優遇幅が縮む仕組みにも注意
当初期間固定は、
最初の数年間だけ
金利優遇が大きく設定されているケースが多いです。
例えばこんなイメージです。
店頭金利:2.8%
当初優遇:▲2.0%
→ 当初金利:0.8%
しかし3年後、
優遇:▲1.3%
→ 適用金利:1.5%
市場金利が変わらなくても、
優遇が縮むだけで
金利が上がることがあります。
■ 金利上昇が重なるとどうなる?
さらに市場金利が上がれば、
店頭金利:3.8%
優遇:▲1.3%
→ 約2.5%
店頭金利:4.8%
優遇:▲1.3%
→ 約3.5%
という可能性もあります。
■ 実際の返済額で見てみましょう
条件はこちらです。
借入:3,000万円
期間:35年
当初金利:0.8%
当初3年間の返済は
約78,000円です。
3年後、
① 優遇縮小のみ
→ 約86,500円(約11%アップ)
② 市場金利+1%
→ 約99,000円(約27%アップ)
③ 市場金利+2%
→ 約113,000円(約45%アップ)
という可能性もあります。
■ 金利は動かない保証がない
「そんなに上がらないでしょ」
と思う方も多いです。
確かに、
急上昇するとは限りません。
でも、
絶対に上がらない保証もありません。
■ メリットだけで判断しないことが大切
住宅ローンを選ぶときは、
・金利の低さ
・月々の安さ
だけで判断してはいけません。
必ず、
・リスク
・将来の変化
まで理解したうえで
選ぶことが大切です。
■ まとめ
銀行がすすめる商品が
あなたにとって最適とは限りません。
住宅ローンは、
人生で最も大きな契約です。
だからこそ、
「理解して選ぶ」
これを忘れないようにしてください。
それでは、次回もお楽しみに^^

