家は資産?負債?
2025.11.5 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
識者の中には
「マイホームなんて持たずにずっと賃貸で暮らした方がいい」
という意見を述べられる方もいらっしゃいますが、
ずっと賃貸で暮らすと仮定した場合、
歳をとったら借りにくくなる(借りられなくなる)という
別の問題に直面することになります。
歳をとったら借りにくくなる(借りられなくなる)理由は、
収入うんぬんの話もありますが、
部屋でもしものことがあった場合
いわゆる「いわく付き物件」になり大家さんが損失を被るからですね。
そんなわけで、
個人的にはやがて迎える老後に備えるという意味も込めて
マイホームを持っておいた方がいいと考えているのですが、
このマイホームというものを「資産」にすることが出来るか?
あるいは「負債」にしてしまうかは、
その持ち方にかかっていると言っても過言ではありません。
まずマイホームを購入するにあたり考えておかないといけないことが
資産を持っている限り「維持管理コスト」がかかるということです。
つまり、家を買う時には
イニシャルコストだけじゃなくランニンングコストにまで
目を向けておかないといけないということなのですが、
ランニングコストの中でもとりわけ大事なのが
電気やガスなどの光熱費です。
今後、主に電気をつくる火力発電の燃料となる
液化天然ガスや石炭が値上がりすると
それに伴ってますます電気料金が上がっていくでしょうしね。
日本はこれらの資源を100%輸入に頼っているため、
戦争や為替の変動、そして政治的な理由によって
価格が上がってしまうことになっても
黙って言い値で買うしかありませんしね。
そんなわけで家を建てる時には
太陽光発電の設置をオススメさせていただいております。
設置したくても設置出来ない分譲・賃貸マンションと違って
戸建ては屋根の形状さえ間違えなければ
100%設置出来るわけですからね。
そして太陽光発電さえ設置しておけば識者たちが言うように
今後年率3%の勢いで電気料金が上がっていったとしても
そのダメージを回避することが出来ます。
年率3%で上がっていくとしたら
24年後には電気料金は現在の2倍になり、
太陽光発電を設置していない方は
毎月平均20,000円ほどかかっているとしたら
それが40,000円にもなってしまうのに対し、
太陽光発電さえ設置していれば
そんな心配を全くしなくていいという感じですね。
✔️返済にいっぱいで積立が出来ない・・
そして、家を建てる時に最も注意していただきたいことが
家を建てたことによって積立投資が出来なってしまった・・・
という状況を招くことです。
これから日本はインフレが進む可能性が高く、
そうなれば物価が上がっていくため、
それに伴って所得が上がらない限り
家計はどんどん苦しくなっていくし、
かつ物価が上がるということは
現金の価値が落ちるということでもあるため
銀行にお金を預けていてもお金はどんどん減っていく一方
だと言っても過言ではありません。
そんなわけで新NISAブームに乗っかって
家を買うのと同時に積立投資を始めた方がいいのですが、
家に予算を突っ込み過ぎるとこれにお金が回せなくなってしまい、
そうした方とそうしなかった方とで
やがて雲泥の差が生じることになります。
仮に25,000円を今後35年間毎月積み立て続けることが出来た方と、
その余裕がなくずっと積立投資が出来なかった方とでは、
住宅ローンを払い終えるタイミングでざっと3000万円近く
手持ちの資産に差が生じているという感じですね。
いかがでしたか?
まさに豊かな老後と貧乏な老後の別れ道となるのが
家づくりであるとお分かりいただけたでしょうか?
というわけなので、
家を建てる時にはこういったことも踏まえた上で
イニシャルコストとランニングコストの
試算をしていただければと思います。
それでは、次回もお楽しみに^^

