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家づくりを投資と考える

2025.2.27 更新

こんにちは、ディライトハウスの水本です^^

 

「家は一生で一番高い買い物である」

そう言われる所以はその価格もさることながら

家(マイホーム)そのものがお金を生むことがないからです。

 

アパートやマンションなどの賃貸住宅のように、

5000万円借金をしたら

年間で500万円収益を生むというのなら、

その5000万円の借金は10年で回収出来るし、

その後は投じた額以上のお金を

生み続けてくれることになるので、

高い買い物だということにはなりませんからね。

 

その上、家は建てた時が最も価値が高く、

経年と共に落ちていき、やがてゼロになる上、

人口が減少していくのが濃厚である地方都市は

土地価格も上がる見込みも少ないため、

仮に将来売ることになっても

投じた額以上の価格で売れることはまずありませんしね。

 

なので、家を建てる時には

これを踏まえた上で予算設定を行いつつ

その予算の中で収まるように計画した方がいいし、

かつ、それと同時に目減りしていく価値を補っていくために

それ以上にお金を増やすために「投資」を行った方がいい、

というのが弊社の基本的な考え方です。

 

 

では今回は、

これから家を建てる方が絶対に知っておいた方がいい

「家づくりに必要な視点」についてお伝えしていきたいと思います。

 

✔️「貯金」は増えないどころか減る

 

お金の使い方は「消費」「浪費」「投資」「投機」「貯金」

の5つに分類出来ますが、

ほとんどの方が「投資」と「投機」を

知らないまま大人になっていきます。

 

「投資(投機)=危険」だから(破産するから。お金を失うから。)

絶対に手を出してはいけないと

小さい時から事あるごとに言われ続けて育ったからです。

 

結果、お金を増やすための選択肢が

「貯金」だけになってしまうのですが、

誰もが知っている通り貯金ではお金が増えないし、

現実は逆に目減りしていきます。

 

現在の預金金利では

100万円貯金していても年間で100円しか増えない上、

時間外にお金を引き出そうものなら

220円もの手数料(22年分の利息)を、

どこかに振り込みしようものなら

550円とか880円もの手数料を一気に奪われるからです。

 

その上、預金だけに頼っていると

インフレになり物価が上がってしまうと、

それだけで現金の価値が一気に目減りしていきますしね。

 

なので、お金を増やすためには「貯金」という選択肢ではなく

本来は「投資」という選択肢を持たなければいけないんですよね。

 

「投資」とは、

自分以外の何か(設備やお金)に働いてもらうことによって

収益を生んでいく構造のことであり、

その中で、これから家を建てる方にやっていただきたい投資が

「つみたてNISA」を利用しながら行う長期積立投資です。

 

✔️具体的にはどうすべきか?

 

では「つみたてNISA」の資金を可能な限り増やすために

なにをしていただかないといけないのか?

 

まずやっていただきたいことが、

家のかけるお金を最小限に抑える工夫です。

家にかけるお金、土地にかけるお金、

そして外構(庭)にかけるお金、

この3つ全てにおいてです。

 

そして、先程もご説明したように

貯金の選択肢を銀行への預金だけにせず

この資金の多くも「つみたてNISA」に回してください。

さらに、家を建てると同時に保険も見直し、

ここで浮いた資金も全て「つみたてNISA」に回してください。

 

住宅ローン金利の中には

もしものことがあった場合、

借金がゼロになる掛け捨ての生命保険がかかっているため、

必要以上の死亡保証がついた生命保険はいらなくなるし、

学資保険に至っても、

掛け金より増える商品なんて存在しないし、

医療保険に至っても、

そもそも日本は社会保障が手厚く医療費は30%負担でいい上、

高額療養費制度を使えば、医療費の負担がさらに軽減されるからです。

 

この他、車なんかも

特定の車種(アルファードやランクルなど)以外は

買った値段より大幅に価値が目減りしてしまうので、

ここに投じる価格を抑えられればその分さらに費用が浮き

「つみたてNISA」枠が広がるのでいいんじゃないかと思います。

 

というわけなので、

毎日の暮らしがより豊かになるマイホームを持つと同時に

お金に困らない生活を実現いただくために

ここでお伝えした知識を持った上で

家づくりをしていただけたらと思います。

 

それでは、次回もお楽しみに^^

2025.2.27 更新