家づくりは『 暮らしから考える 』とすべてうまくいく
2024.9.18 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
前回に引き続き、『 平屋は実は現実的に建てられる 』というところを
お話させていただきます。
2階建てで、かつそれぞれの部屋を
全て2階につくるとなると、
1階にはリビングダイニングキッチン以外に
もう1つ部屋があると将来性も含めとても便利です。
子供たちが小さいうちは
子供たちの荷物置場として機能するし、
親御さんが泊まりにきた時には
寝所として機能すると考えられるからです。
また、やがて老後を迎え
階段を上がるのが億劫になった時には
そこを寝室として使えるからです。
他方、平屋を建てるとしたら、
この多目的ルームをつくらなくても
別段問題ないのではないでしょうか。
子供部屋も寝室も収納も
全てリビングダイニングキッチンと
同じフロアに存在するからです。
つまり子供たちの荷物置き場は自分の部屋でいいし、
親御さんが泊まることがあったとしても
子供部屋を使ってもらえばいいし、
(広々つくるリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいですしね)
階段が億劫になることもないからです。
収納だって2階建てに比べると
必要な場所に充分あるでしょうしね。
そんなわけで、平屋にすれば
この「客間」的存在の多目的ルームをカットすることが出来、
その分コストがカット出来ます。
この部屋の広さを6帖だと仮定したら
価格に換算するとこれだけでざっと200万円ぐらい。
✔️寝室の広さの算出方法
ハウスメーカーの展示場や
住宅会社のモデルハウスなどを見学すると、
見栄えを考えてか、寝室が無駄に広くつくられています。
それどころか、寝室に書斎のようなコーナーすら設けられています。
ですが、リアルなお話をすると
寝室が広くて便利なことってありますか?
寝る寸前までリビングで過ごすでしょうし、
起きたらすぐにリビングに行くからです。
せいぜい寝る前にスマホを見ちゃうぐらい。
要するに、寝室は実質「寝る時」だけしか使わないからです。
また、寝室の近くには
必ずといっていいほど大型収納をつくると思いますが、
こうする理由は寝室に荷物を起きたくないからではないででしょうか。
今は昔のようにタンスもなければ
お母さん専用の化粧ドレッサーを
持ち込む人も皆無でしょうしね。
かつ、テレビも薄型になったため場所を取らなくなったし、
スマホやタブレットがあれば
そもそも寝室にテレビをつける必要すらありませんしね。
そんなわけで、寝室は必要最低限の広さで
つくるのがベターじゃないかと考えている次第です。
具体的には、置くベッドのサイズと個数が分かれば
それに見合う広さにするという感じです。
仮にセミダブルベッドを2台並べて置くとしたら、
1.2m×2.0mが2台並ぶので
ベッドに必要な寸法が2.4m×2.0m、
これを置くのにちょうどいい広さは
3.51m×2.6mの内寸がある6帖という感じです。
もちろん、これでは狭いなーと感じられた方は
広げていただくしかないのですが、
広げれば当然コストも上がることになるので、
それも考慮した上でご判断いただければと思います。
では、今回はここまでにして
次回は「子供部屋」について考えていきたいと思います。
それでは、次回もお楽しみに^^