固定金利なら安心?実はそうでもない。
2026.3.7 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
住宅ローンは、
金利が低ければ低いほど
支払う利息は少なくなります。
だからこそ、
借入金額が大きい人ほど
できるだけ低金利のローンを選びたくなるものです。
これはごく自然な考え方ですよね。
しかし現実には、
多くの資金を借りなければならない人ほど
・自己資金が十分ではない
・土地も同時に購入する必要がある
など、資金計画に余裕がないケースが少なくありません。
そんな状況で、
「金利が低いから」という理由だけで
住宅ローンを選んでしまうと、
将来的なリスクを抱えることになります。
■ 借入が大きい人ほど固定金利という考え方
借入額が大きい場合は、
多少金利が高くても
返済額がずっと変わらない
「全期間固定型」を選ぶという考え方は、
実はとても合理的です。
なぜなら、
金利上昇によって
返済額が増えるリスクを
完全に避けることができるからです。
これまで計画的に貯蓄をしてこなかった人が、
家を建てた途端に
急に貯金上手になるとは限りません。
もしそんな状態で
金利が変わる住宅ローンを選んでしまうと、
家計はとても不安定になります。
返済額がずっと変わらないという安心感は、
それだけでも大きな価値があるのです。
■ 現在の金利水準(2026年目安)
2026年2月時点では、
変動金利
約0.5%〜0.7%
全期間固定
約1.8%〜2.1%
という水準が一つの目安です。
つまり、
両者の差は
およそ1%台前半。
この差をどう考えるかが、
住宅ローン選びの大きな分かれ道になります。
■ 全期間固定にも注意点がある
もちろん、
全期間固定型にも
注意しておくべきポイントがあります。
① 初期費用が高くなる
代表的な全期間固定ローン
「フラット35」では、
融資手数料が
借入額の約2%前後かかるケースが一般的です。
例えば、
3,000万円借りる場合
約60万円
の手数料が必要になります。
この費用は
自己資金から支払うことが多いため、
その分
建物や土地に使える予算が
減ることになります。
② 金融機関によって条件が違う
全期間固定といっても
金融機関によって条件は大きく違います。
例えば、
銀行の固定金利
2.2%
フラット35
1.9%
といったケースもあります。
さらに、
住宅性能によって
一定期間金利が下がる制度が
使えることもあります。
同じ「固定金利」でも
総支払額は大きく変わるため、
必ず複数の商品を
比較することが大切です。
③ 借りすぎてしまう可能性
フラット35は
銀行ローンより
借入可能額が大きく出る傾向があります。
例えば年収400万円の場合、
銀行
約2,300万〜2,600万円
フラット35
3,000万円以上
というケースもあります。
夫婦合算の場合は
さらに借入額が大きくなることもあります。
しかし、
「借りられる金額」と
「無理なく返せる金額」は
まったく別物です。
固定金利で安心できても、
借入額が大きすぎれば
家計への負担は重くなります。
■ 本当に大切なのは資金計画
住宅ローンを考えるときは、
・教育費
・老後資金
・将来の修繕費
なども含めて、
本当に無理のない返済額かどうかを
見極めることが大切です。
全期間固定型は、
金利上昇の影響を受けない
という大きな安心があります。
しかし、
・初期費用
・金利水準
・借入可能額
など、
見落としてはいけないポイントもあります。
■ まとめ
住宅ローンは、
金利の高い低いだけで
決めるものではありません。
借入額
毎月の返済額
そして将来のライフプラン
すべてを含めて
総合的に判断することが大切です。
家や土地の魅力に目を奪われる前に、
まずは現実的な資金計画を
しっかり固めておきましょう。
それでは、次回もおたのしみに^^

