『流行の間取り』取り入れる前に知っておくべき落とし穴
2026.1.24 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です。
行き止まりがなく、
家の中をスムーズに移動できる動線のことを
「回遊動線」と呼びます。
これ、人気ですよね。
回遊動線があると、
家の中の移動がラクになるので、
家事の効率が上がります。
結果として得られるメリットは大きくて、
・時間の短縮
・ストレスの軽減
この2つが手に入ります。
ただし、
回遊動線には欠点もあります。
代表的なのはこの3つです。
・収納スペースが減る
・コストが上がる
・構造が弱くなる
■ 回遊動線で収納が減る理由
回遊動線をつくると、
部屋の入口が2つになることが多いです。
入口が2つになると、
その分、壁が減ります。
さらに、
ドアとドアを結ぶ直線は
通路として確保しないといけないので、
収納に使える壁面がどんどん減っていきます。
結果、
「収納をつくったつもりなのに、思ったより入らない」
が起こりやすくなります。
■ 回遊動線でコストが上がる理由
入口が2つになれば、
当然ドアの数が増えます。
ドアが増えれば、
スイッチの数も増えやすくなり、
配線工事の手間も増えます。
さらに、
収納を通り抜けにしたことで
収納力が落ちた分を補うために、
別の場所に収納を追加する必要が出てきます。
これもコストアップの原因になります。
■ 回遊動線で構造が弱くなる理由
これは分かりやすいですね。
ドアが増える=壁が減る
ということです。
窓が増えると壁が減るのと同じで、
壁が減れば、構造的には不利になります。
■ 結局、回遊動線はアリ?ナシ?
ここまでを分かりやすくまとめると、
こういうことになります。
1. 回遊動線を取り入れると、
時間とストレスは減るけど、
収納が減り、構造が弱くなり、コストも上がりやすい。
2. 回遊動線を取り入れないと、
時間とストレスの面では不利だけど、
収納が増え、構造も強くなり、コストも下げやすい。
あなたなら、
どちらを選びますか?
■ 収納でよくある勘違い
家を建てるとき、
ほとんどの人がこう思います。
「収納は、できるだけたくさん欲しい」
でもここに落とし穴があります。
収納って、
床の広さが大事そうに見えますが、
本当に大事なのは
「壁の広さ」です。
壁が少ない収納は、
思ったより入らないんです。
例えば、
3帖のファミリークロークをつくったとしても、
通り抜けできない形なら
使える壁は5m20cmあります。
でも通り抜けできる形にすると、
使える壁は半分の2m60cmになってしまいます。
なので収納は、
「床の広さ」よりも
「壁の広さ」で考える。
これは設計に入る前に
ぜひ知っておいてほしいポイントです。
■ もう1つ大事なのは「奥行き」
収納でもう一つ注意したいのが、
奥行きが深すぎる収納です。
奥行きが無駄に深いと、
物を入れた手前に
必ず余白ができます。
そのスペースをもったいなく感じて
何か置いてしまうと、
今度は奥の物が取り出しにくくなります。
結果、
手前には何も置かない方がいいよね…
となって、
その余白が「使えないスペース」になります。
つまり、
奥行きが深すぎる収納も、
通り抜け収納と同じように
意味のないスペースを生みやすいということです。
最近はそもそも、
奥行きが必要な物自体が
減ってきています。
掃除機も、
スティック型やルンバなど
コンパクトなものが増えました。
布団も、
家の断熱性能が上がったことで
昔ほど季節ごとに分ける必要がなくなり、
圧縮して収納すれば
そこまで場所を取りません。
■ まとめ
収納を増やしたいなら、
意識するべきポイントは2つです。
・床の広さではなく、壁の広さで考える
・奥行きが深すぎる収納をつくらない
この2つを押さえるだけで、
コストを抑えながら、
収納力を上げやすくなります。
回遊動線を取り入れるかどうかも含めて、
ぜひ冷静に判断してみてください。
それでは、次回もお楽しみに^^
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