「南向き=正解」と思ってない?
2026.3.21 更新
こんにちは、ディライトハウスの水本です^^
これから土地探しを始めるとしたら、
あなたはどんな条件を重視しますか?
・子どもの学校区
・駅やスーパーへのアクセス
・ゆったりした広さ
・車の出し入れがしやすい前面道路
そして多くの方が挙げるのが
「日当たりの良さ」
ではないでしょうか。
できれば南向きで、
日当たりのいい土地に家を建てたい。
そう考えるのは
とても自然なことです。
もちろん、
土地選びは価値観で決めるものです。
ただし、
限られた予算の中で
最善の家づくりをするためには、
知っておいてほしい視点があります。
■ 日当たりがいい土地=明るい家ではない
まず理解していただきたいのは、
「日当たりが良さそうな土地=明るく快適な家」
とは限らないということです。
例えば、
6区画の分譲地があり、
・南側道路の区画
・北側道路の区画
があったとします。
多くの方は
南側道路の区画を選びます。
日当たりが良さそうに
感じるからです。
■ 南向きの土地に建てるとどうなる?
南側道路の土地を選ぶと、
リビングや大きな窓は
当然南側に配置します。
しかし、
南側は道路です。
人や車が
常に通る場所になります。
つまり、
大きな窓を作ると
室内は外から見えやすくなります。
■ 結局カーテンを閉める生活に
その結果、
ほとんどの窓にカーテンをつけて
日中でも
閉めたまま生活する
という家が
とても多くなります。
では、
カーテンを閉めた家は
本当に明るいでしょうか?
晴れた日はまだしも、
曇りの日
雨の日
はどうでしょう。
光は入りにくくなり、
朝から照明をつける生活になる
ケースも少なくありません。
■ 風通しも悪くなる
カーテンを閉めた状態では、
風通しも悪くなります。
窓を開けても
「外から見える」
という理由で
結局閉めてしまう。
開けたとしても
カーテンが風で揺れて落ち着かない。
こうして、
本来の「日当たりの良さ」を
活かせない家になることがあります。
■ 防犯面の問題
防犯面でも
注意が必要です。
夜になると、
室内の明かりで
家の中の様子が
外から分かりやすくなります。
さらに、
南向きのベランダに
洗濯物を干すと
・家族構成
・生活パターン
などが
推測されやすくなります。
■ 家事動線も悪くなることがある
南向きを優先した結果、
2階バルコニーに
洗濯物を干す間取り
になることも多くあります。
そうなると
重い洗濯物を持って
階段を何度も往復する
という
家事動線の悪い家になることもあります。
■ 外構費用も高くなる
さらに問題になるのが
外構費用です。
室内が丸見えにならないように
・塀
・目隠しフェンス
・植栽
などを設置する必要が出てきます。
その結果、
外構費用が
200万円以上になる
というケースも
珍しくありません。
もちろん
カーテン費用もかかります。
■ 土地価格も高い
さらに、
南側道路の土地は
人気が高いため
価格も高く設定されます。
坪単価で
2万〜3万円違う
ことも珍しくありません。
例えば
50坪の土地なら
100万〜150万円
の差になります。
しかも
人気区画は
値引きが
ほとんど期待できません。
■ まとめ
つまり、
日当たりが良さそうに見える土地は
・土地価格が高い
・外構費用が高い
・プライバシー対策が必要
・家事動線が悪くなる可能性
などの問題を
抱えることがあります。
だからといって
「北側道路の土地が必ず良い」
というわけでもありません。
土地は
「向き」だけで価値が決まるものではありません。
設計の工夫次第で
北側道路でも
明るく快適な家
をつくることは
十分可能です。
■ 次回予告
次回は、
一見不利に見える土地の方が
実はコスト面でも住み心地の面でも
優れていることがある理由
について
詳しくお話しします。
それでは、次回もお楽しみに^^

