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預金と住宅ローンと投資について。

2025.5.20 更新

こんにちは、ディライトハウスの水本です^^

 

金利上昇に伴い

定期預金金利も急激に上昇したわけですが、

それでもその金利はわずか0.3%しかなく、

銀行にお金を預けていても

ほとんど増えないことにそう変わりはありません。

 

仮に、300万円をまとめて

その10年定期に預金したとしても

1年目に増える金額は

300万円×0.3%=9,000円

そこから約20%の税金を引かれて

手取りは7,200円、

2年目はその7,200円が上乗せになり

3,007,200円×0.3%=9,021円

そこから約20%の税金が引かれて

手取りは7,217円といった感じでしか

増えていきませんからね。

 

まぁ、それでも

これまでのことを考えると、

貯金=銀行一択の方からしたら

なかなか嬉しいことには違いないんですけどね。

 

では今回は、

「預金」と「住宅ローン」と「投資」

についてお伝えしていきたいと思います。

 

銀行が10年の定期預金金利を上げたと同時に

家を建てる方が最も利用している

10年固定の住宅ローン金利も上がってしまったし、

今後も安定したインフレが起こるとしたら

長期金利に連動する

10年固定の住宅ローン金利は

さらに上昇するのが自然の流れであり、

かつ、今後は短期金利の上昇に伴う

変動金利の上昇が待っていると思うので、

その辺も含めた上で

今後家を建てる場合どうしたらいいかについて

個人的な見解を述べていきたいと思います。

 

✔️頭金は入れるべきなのか?

 

仮に数百万円単位で銀行預金があるとか、

親御さんからの贈与がある場合、

それを頭金として入れ借入れを減らした方がいいのか?

というご相談を受けることがありますが、

この答えはその資金を

どのように運用するつもりなのかによって

180度違ってきます。

 

今後の10年固定の金利は

おそらく最低でも1%。

(日本の10年物国債の利率より

低い金利で銀行が貸すことは

まずあり得ないからです)

それに対し10年の定期預金金利はわずか0.3%。

 

ご説明するまでもなく

金利の差を見ただけで

預金するぐらいなら

頭金を入れて借入額を減らした方がいい

と感じていただいたのではないでしょうか。 

 

一方で、このまとまったお金を預金ではなく

投資に回すとしたら話は変わってきます。

 

仮にこの300万円を

全世界株のインデックスファンドに

毎月分割して積立投資した場合、

過去の事例通りには行かないにしても

それでも住宅ローンが終わる40年後には

2倍以上になると考えられます。

 

そして、仮に今後物価が年率で2%ずつ

コンスタントに上がり続けていくとして

ローンが終わる頃には物価が2倍になってしまうとしても、

持っているお金の価値が2倍以上になっているとしたら

そのリスクを十分ヘッジ出来るのではないでしょうか。

 

なので、これから家を建てる方は、

こういったまとまった資金がある場合、

預金や頭金を入れるという選択ではなく、

積立投資に回すという選択も考えていただければと思います。

 

理想は、少しばかりまとまった資金を入れて、

その後も数万円の積み立てを毎月上乗せしていく。

まとまった資金を入れるのが、

気持ち的に抵抗があるのなら、

増える額は少なくなってしまいますが、

この資金を分割して毎月コツコツと積み立てしていく。

 

この知識は、

これから家づくりをされる方に

例外なく必要だと思うので、

この記事の内容を知っていただいた上で

家づくりの予算計画を

立てていただければと思います。

 

それでは、次回もお楽しみに^^

 

2025.5.20 更新